今回は歯ぎしり・食いしばりによって「④歯が折れる」ことについてお伝え致します。
=歯ぎしり・食いしばりによる被害=
①歯が削れてしまう
②歯周病の悪化
③被せ物が壊れる
④歯が折れる
⑤インプラントが壊れる
④歯が折れる
虫歯治療などによって、神経を取って被せ物をしてある歯は、なかに芯棒を立てて補強をしてあります。
これにより噛んだ時の耐久性を高めているのですが、金属の芯棒の場合、歯のようにたわむことはないので、歯ぎしりや食いしばりの過剰な力が日常的に加わると、歯は徐々に痛み、ついには折れてしまうことがあります。
歯の根の部分が割れてしまうと、そこから細菌が入り込み、炎症を起こしやすくなってしまうため、抜歯が必要になってしまいます。
金属でない芯棒を使ったり(ファイバーコア)、歯ぎしり・食いしばりの力を分散できるマウスピースを用いるなどで、歯への負担を軽減することができます。
次回は「⑤インプラントが壊れる」についてお伝え致します。
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