歯を失った時の選択肢のひとつ「インプラント」。
しかし、インプラントを支える歯槽骨が十分でないと、インプラントの治療がそのままでは難しい場合があります。
歯槽骨は、歯根が埋まっている範囲の骨のことで、あごの骨と繋がっていて境目はありません。インプラントのかなめである骨と結合する仕組みを「家を建てる」ことで例えるとわかりやすいのではないでしょうか?
歯槽骨は土地、人口の歯根はフィクスチャーと呼ばれ、柱、人口歯は家屋に相当します。土地や柱がしっかりしていないと、長い間住むことができません。健康な歯槽骨とフィクスチャーが最も重要になることがおわかりいただけると思います。
フィクスチャー(人口歯根)は、歯槽骨に開けられたフィクスチャーより若干細めの穴に埋入されます。そして現在主流のチタン製のフィクスチャーは、生体との親和性が高く、正常な骨とがっちりと結合していきます。
新しくできた骨は、2年ほどかかって成熟していきます。
歯槽骨が薄すぎるとフィクスチャーが骨から露出するため、インプラント治療が困難になってきます。残される選択肢は入れ歯やブリッジになり、入れ歯を装着した時に違和感や入れ歯に対する抵抗感のある方もいらっしゃるでしょう。インプラントにしたいのに、歯槽骨が足りない方のために、骨造成術というものがあります。
生きた骨を増やすための治療なので、時間がかかり個人差がありますが、歯槽骨が増えるとフィクスチャーの骨結合が可能になります。
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