皆さんの周りに、歯のケガの経験がある方おられますか?
スポーツ中にぶつけてグラグラ。
自転車で転んで抜けた。
割れる、折れる、抜けるなど。
そんな不測の事態がおこった時、
歯のケガは、すぐに処置すれば、ほぼ元に治る場合があります。
今回はケガで抜けた歯が抜けた時の応急処置をお話します。
歯の新しい細胞を生み出す機能を持ち、歯と歯槽骨(歯を支える骨)をしっかりと結びつけている丈夫な繊維の束である「歯根膜」が生きていれば、抜けてしまった歯はつきます。
でも歯根膜は「乾燥にたいへん弱い」ので、「牛乳」や「歯の保存液」につけて、急いで歯科医院行きましょう。
歯を救うための3カ条
(1).
なるべく早く抜けた歯を牛乳や保存液に入れて保存
「牛乳」は、浸透圧が体液に近く約6時間ほど歯根膜を生かしておくことができます。「歯の保存液」はご家庭にはないかもしれません、口の中(下の歯と下唇の間、口腔前庭)に入れましょう。
抜けた歯が、汚れていない場合は、洗わないでOKです
(軽く流す程度、洗わない方が良い)。
またティッシュなどでくるんでもいけません。
(2).
できるだけ早く歯科医院へ
(3).
休日や夜間で歯科医院が見つからない時は、勇気を出してそっと、歯をもとの場所へ戻しましょう。そして、できるだけ早く歯科医院へ
歯のケガは身近に起こりやすいケガです。
とっさの処置を知っているのと知らないでは、大違い!知識があれば歯が救えます。
歯が救えなかった場合、入れ歯・インプラント治療などを考えることになります。
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