なぜインプラント治療には「チタン」が選ばれるのでしょうか?
【理由1】
チタンは、生体に害を及ぼさない金属だからです。
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「チタン」だけではなく、「金」などもそうですが、生体への親和性(細胞に好まれる)と共に、耐触性・耐摩性などの機械的性質が要求されます。
軽量で高い硬度をもっているチタンは、「咬合力」を受け止める強度も備えています。
近代のインプラントで用いられる「純チタン」は、表面に強固な酸化膜ができ、金属イオンとして溶出することが少なく「アレルギーを起こしにくい」と考えられています。
【理由2】
骨と結合しやすい
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なぜ、チタンは骨とがっちり結合するのでしょうか?
チタンの結晶構造は、6方晶系と呼ばれる6角柱の形をしています。
実は、歯や骨を構成しているヒドロキシアパタイトの結晶構造も6方晶系なのです。分子レベルで形が類似していることで、細胞がチタンを「異物とせず排除せず」、むしろ積極的に取り込んで、がっちりと結合するのではないかと言われています。
チタンは、ゴルフクラブだけではなく、UVカット製品にも酸化チタンが使われてます。
私たちは日常的にチタンの恩恵に預かっているというわけです。
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