数十年前までは、摩擦を最小限にするため、歯ブラシをクルクルと「縦に回転させるローリング法」が指導されてきました。
それは、かつての歯みがき剤が、研磨剤に硬い金属や鉱物がふんだんに使われてきたからです。歯よりも硬い素材のために、着色は落ちやすいのですが、「横みがき」すると、歯はすり減り、ひどく削られてしまいます。
でも、この「ローリング法」では、すみずみまで、綺麗にお掃除することはできません。
今は、歯みがき剤の品質が格段に向上し、歯よりも柔らかい研磨剤が配合され、また歯ブラシも、毛の先端が丸くソフトでありながら、プラークをしっかり除去するものが開発されたので、横磨き(スクラッビング)や、歯茎のキワに差し込むようにブラシを当てて動かす歯みがき方法(バス法)が、今は推奨されています。
この2つの方法を中心に、歯みがきを行い、歯周病予防やむし歯予防を効果的に行っていきましょう。
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