ケガで抜けた歯が再びくっつくかどうかは、歯の歯根膜と呼ばれる部分の元気にかかっています。
歯根膜が生きていれば歯はくっつきますが、歯根膜は乾燥に大変弱いです。
歯が抜けた時は以下の3つのポイントを覚えておいてください。
①なるべく早く抜けた歯を保存する!
②できるだけ急いで歯科医院へ!
③休日や夜間で歯科医院が見つからない時は、勇気を出して歯を元の場所へ戻す!
抜けた歯は再びくっつく可能性がありますので、必ず拾いましょう。
また、汚れを落とすために抜けた歯をゴシゴシ洗ってしまうと、歯根膜を傷めてしまいます。
歯は砂を流す程度に軽くさっと荒い、汚れていなければ洗わずに保存しましょう。
保存の際は浸透圧が体液に近い牛乳や保存液につけることで、歯根膜を生かすことができます。
牛乳なら約6時間、保存液(ティースキーパー「ネオ」等)なら24時間生かしておくことができます。
先程もお伝えしました通り、歯根膜は乾燥に弱いので、ティッシュ等にくるんでしまうと乾いてしまいます。
もし適切な保存液がない場合は、歯と唇の間に歯を入れて歯科医院へお越しください。
