50歳の日本人のうち、約3割の方が、下あごの第一大臼歯を失ってしまっていると言われています。
歯を失う最大の原因は、歯周病です。原因のうち約4割を占めています。
日本では予防治療が保険制度では認められていないこともあって、むし歯や歯周病を予防しようとい意識は、他の先進国と比べてまだまだ高いとは言えない現状です。
歯周病が進行してしまうと、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
抜け落ちたまま放置してしまうと、噛めない・食事ができない、だけでなく、
隣の歯が傾いてしまう、嚙み合わせの反対側の歯が伸びてきてしまう、噛み合わせが悪くなる、前歯が前に出てくるなど、歯並びの乱れにつながります。
歯を失うということは、実は歯1本の話ではなく、お口全体が影響を受け、また栄養を摂取している体全体にも影響のある話なのです。
歯周病の一歩手前の状態、歯肉炎の時に発見し対処していればこのようなことは起こりません。
歯周病の場合でも、やはり早期発見・早期対処が重要です。
しかしもし歯周病を発症してしまった場合、重度にならないうちに治療し、分岐部病変を発症させないようにすることが必要です。
一度分岐部病変になってしまうと、まだ歯が抜けてしまっていなくても、抜かないといけなくなる可能性が高くなってしまうからです。
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