厚生労働省がすすめている歯の運動、「8020運動」。
聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
『「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まりました。』(歯科医師会ホームページより)
平成元年から始まり、年々、8020の達成者は増えてきています。
そして、近年の研究で8020達成者の噛み合わせとの関連性が報告されています。*1
H24年の東京都港区の検診結果では、80歳で20本以上の歯を有する人の割合が、50%を超えていました。
その達成者300人以上の歯を調査した結果、ほとんどの8020達成者は正被蓋(上の前歯が下の前歯を被っている)で、咬み合わせが良かったことがわかりました。
矯正治療を行う必要のある、歯並びの悪い方はほとんど見られなかったということです。
一般的には、矯正治療を行う必要のある方は全人口の6割ほどいると言われています。
ですので300人中、ほとんど歯並びの悪い方がいなかったということは、8020を達成するには噛み合わせが良好である必要性がかなり高いといえます。
歯を長く残していくのに、実は重要な噛み合わせ(歯並び)。
大阪北浜 筒井歯科では、総合歯科として矯正専門医もおりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
*1:8020達成者の歯列・咬合の観察–東京都文京区歯科医師会提供の資料より
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