インプラント体はチタンという、あごの骨と結合する性質をもつ金属でできています。
また、チタンはアレルギーも起こしにくいと言われております。
しかし、このような優れた性質をもつチタンは、虫歯予防に使われるフッ素(フッ化物)により傷んでしまうことがあります。
フッ素はチタンを溶解し、腐食してしまう性質があるのです。
とはいえ、腐食の度合いはフッ素の濃度によって異なりますし、医薬部外品である歯磨き剤に含まれるフッ素程度では問題ありません。
日本製の歯磨き剤の約90%にフッ素が入っていると言われていますが、その濃度は1000ppm以下と定められています。
また、歯磨き剤は唾液によって流されて薄められるため、高濃度のフッ素がお口のなかに残ることはありません。
むしろ、虫歯予防のためにフッ素入りの歯磨き剤は積極的に使ったほうが良いと言われています。
それに対して歯科医院のフッ素塗布で用いられるものは医薬品であり、歯磨き剤より高濃度ですので、お口の状態や塗布剤の種類を歯科医師とご相談の上、使用させていただきます。
⇒大阪(大阪市)北浜 筒井歯科インプラント専門サイトはこちら
