「朝起きたら、なんだかあごが疲れている・・・」
それはもしかしたら、眠っている間に「歯ぎしり」や「食いしばり」をしているサインかもしれません。
「歯ぎしり」「食いしばり」とは、睡眠時や起きている時に歯を強くギリギリとこすり合わせたり、グッと強く噛み込んだりする行動をいいます。
歯ぎしりは「ギリギリ」という音でご家族に指摘されて自覚につながることがありますが、食いしばりの場合はほとんど音がしない為、ご家族はもちろん、ご本人ですら気づいていないことが多いです。
では、どうすればご自身の歯ぎしり・食いしばりに気づくことができるのでしょうか。
まずはお口の中に下記のような痕跡がないか、をチェックしてみましょう。
■歯が削れている■
毎日のように歯ぎしりをしていると、歯がどんどん削れていきます。
異常に摩耗している際は注意が必要です。
■舌に歯型がある■
強く噛むと舌が緊張して歯を圧迫するため、舌の縁に歯型がつきます。
■頬の粘膜に歯型がある■
強く噛むと、舌だけでなく頬の筋肉も緊張します。
頬が奥歯に押し付けられる為、歯の圧痕が残ります。
■あごの骨が隆起している■
長年歯ぎしり・食いしばりに耐えている歯槽骨が盛り上がってくるため、
あごの骨が隆起して見えます。
上記のような痕跡がありましたら、歯ぎしり・食いしばりをしている可能性が高いです。
歯ぎしり・食いしばりは歯やあごの健康に大きな影響を与えますので、お口の中に痕跡がある方には、歯への被害を減らすための対策をご提案させていただいております。
それでは、歯ぎしり・食いしばりによって実際に起こり得る悪影響とは、一体どのようなものがあるのでしょうか。
次回から詳しくご説明します。
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