インプラント治療になぜチタンが使われるかご存知でしょうか?
骨とチタンが結合するという、世界の常識をくつがえすことが発見されて以来、多くの研究が行われ、チタンは歯科治療だけでなく医学の多くの分野で応用されています。
インプラントで用いられている純チタンは金属イオンとして溶出することも少なく、アレルギーも起こしにくくなっています。
さらにチタンは軽量で高い硬度を持っているので、咬合力を受け止める強度があります。
ところで、なぜチタンと骨はそれほどガッチリと結合するのでしょうか。
それはチタンの結晶構造にその理由があるのではないかと考えられています。
チタンの結晶構造は6方晶系と呼ばれる6角柱の形をしています。
実は、骨分子のヒドロキシアパタイトも6方晶系なのです。
類似していることから排除されず、歯槽骨のなかに取り込まれ結合しているのではないかというのです。
仲間なのかなと勘違いしたおかげでこのような現象が偶然にも起き、発見されたのかもしれません。
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